

「お豆腐のような狂言師」をモットーに、狂言の楽しさ・面白さを広めるため、全国の小・中学校、高等学校へ出かけ、あるいは、修学旅行で京都へ来られた時、京都の「狂言」をご覧いただいております。

茂山千五郎家では明治時代後期から、狂言の普及・発展を目的として、全国の学校で『狂言鑑賞教室』を実施してまいりました。戦後、欧米文化一色であった国内において、いち早く日本の笑いの文化を学校ヘ発信したのも茂山家です。
国語や社会に登場する「狂言」を、私どもは単に【日本文化・文学】のひとつとして学習するのではなく。室町から平成まで息づく真の日本文化を、直に観て、感じていただくことが大切だと考えています。狂言は日本演劇の源でもあり、現在でも躍動感あふれる演劇です。熟達した演者による日本の笑いを、あなたの学校にもお届けできたらと存じます。
狂言には特別なステージは要りません。あなたの学校の体育館のステージや講堂の舞台が室町時代にタイムスリップいたします。慣れ親しんだ空間でご覧いただくことで、狂言が古典芸能であることを忘れて、心から楽しんでいただけます。
修学旅行で京都へお越しの際に、能楽堂や旅館の大広間で狂言を鑑賞していただけます。能楽堂の雰囲気でご覧いただくもよし。旅館の大広間で気軽に楽しんでいただくもよし。思い出の1ページに狂言を加えてみてはいかがでしょうか?

海外公演でも、必ず上演される狂言の代表作。
主人の留守に酒を盗み飲む二人の召使い。今日はしっかり戒められてしまいます。
不自由な格好の二人は酒にありつこうと四苦八苦。
新作狂言では上演回数ダントツNO.1 フランスの喜劇をもとに作られた作品です。
うだつの上がらない亭主は、今日も嫁と姑にこき使われます。男の面子を守るため反撃にでますが・・・
生徒さんは笑い、先生方は身につまされる・・・そんな作品です。
一休さんの頓智ばなしの狂言番。
主人に猛毒の「附子」に近づくなといわれて、留守を預かる太郎冠者と次郎冠者、猛毒「砂糖」をたいらげてしまった二人の言い訳がお楽しみ。スリルとテンポのある展開に会場ではいつも笑いの渦が絶えません。
狂言とは便利なもの。何でも有るつもりで演技を済ませます。
さて、旅の途中で腹の減った山伏は、他人の柿をちょっと失敬。所が柿畑の主に見つかって・・・。
想像力をかきたてる、中学一番人気の狂言です。

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国語の教材として取り上げられている「狂言」。たんに日本文学のひとつ、または中世のはなし言葉の教材として学習するだけでは、決して狂言の楽しさ、面白さは伝わらないと存じます。「狂言ちゅうのは、おもしろいもんやね。」この言葉を聞きたくて…
ここで、そんな「茂山狂言鑑賞教室」をご覧いただいた生徒さんの感想文をご紹介いたします。
狂言が始まる前に、舞台でおじさんが狂言や物語の説明などをしてくれたので、わかりやすく心から狂言を楽しめた気がします。必要最低限の道具数でも、声や体の動きで表現すれば立派な素晴らしい劇が出来ることと、私たちの年代はこのような古くからの素晴らしい文化に興味を持ち、次の世代にも伝えていくべきだということを学びました。
大阪・中学生
まわりの風景の設定がまったくないのに、役者の人たちのセリフで風景があるように見えてくるのはすごいと思った。
京都・中学二年生
「棒縛り」では、自分の声だけでお酒を飲んでいるのに上手で、とてもおもしろかった。
大阪・小学三年生
舞台には、柿の木も掛軸もないのに、本当に柿の木も掛軸もあるようにみえた。自分で色々と想像できるので、舞台のおじさんがおもしろくてたくさん笑った。
下関・小学六年生
今、私たちはテレビなどで漫才をみて笑っていますが、昔ながらのものの方がかえって新鮮な笑いが楽しめると思いました。
大阪・中学三年生
たくさんわらって、とてもたのしかったよ。またきてね。
兵庫・幼稚園

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